昨日、娘りなと公園に行った時の話です。
その公園にはもう１組いて、ママ・長女・次女・三女の４人で遊具で遊んでいました。
ママさんは2歳くらいの末っ子ちゃんのことしか見ておらず、長女と次女は放置状態というのが
目に見えて分かる状況だったんですね。それも気になったのですが、ママさんの発言が引っかかりました。
末っ子ちゃんの服が遊具に引っかかってしまい、服がびよ～んと少し伸びたのですが
その様子を見てママさんが『あらら！引っかかっちゃった？』と笑いました。
末っ子ちゃんはすぐさま服を直し、特にけがをするわけでもなくママと笑い合っていたのですが、
そんなママの笑い声を聞いて
長女ちゃんが『何なに？どうしたの？！』と、ママに
すかさず聞いたんですね。
するとママは
『何でもないよ！あんたには関係ない！！！』
突き放した言い方と怖い顔・・・
ママさんのとても冷たい言い方に、思わず私がその場で固まってしまいました。
今の長女ちゃんの言い方、気に障るような言い方？！
いや、長女ちゃんは普通に『どうしたのママ？何かあったの？』と興味本位なだけでした。
確かに別に、長女ちゃんがママに確認しなくても良いことだったかもしれません。
でもね、この長女ちゃんはきっといつもママに構ってもらえていません。
毎日末っ子ちゃんにしか意識が向かず、自分のことを見てくれていないと寂しがっているはずです。
もっとママに甘えたいと思っているのでしょう。
そんなママが笑っている！何があったんだろう？
『ママどうしたの？』
聞くのは自然なことですよね。むしろママと話せるチャンスだと思ったのでしょう。
なのにママさんの言い方、、
そして冷たく言い放ったママの言葉に泣きそうになる長女ちゃん。
・・・
見ていられませんでした。
もしかしたらこの長女ちゃんは反抗期で、普段はママに対して冷たいのかもしれません。
長女ちゃんの方が気を付けなければならないようなことを、している子なのかもしれません。
でも、それでも、子どもが聞いてきたことに対して
『あんたには関係ない！』と突き放すことはしてはいけないと思うのです。
だってね、言った側は大したことじゃないかもしれないですが、
言われた側は何年も、何十年も、へたしたら死ぬまで覚えているものなのですよ。
あいりママは3歳までの記憶は一切ないですが、4歳から今まで言われて傷付いたことは
どんな所で、誰にどんな言い方をされたのか、その時の感情まで事細かく覚えています。
忘れたいと思っているし、何で悪い記憶ばっかり蘇ってくるんだろう？と自分が嫌になりますが、
幸せを感じたことよりも、悪い思い出ばかりが残ってしまっているのです。
インナーチャイルドが傷付きまくりなんですよね。
もしこの長女ちゃんが、私のような性格だったら今回のこともずっと覚えているかもしれません。
『私はかわいがってもらえなかった』
今回の件で幼少期の記憶が、嫌な思い出になってしまう可能性だってあります。
大袈裟だと思うかもしれませんが、本当にそうなっている方を何人も見てきましたし、実際にあいりママがそうです。
31歳になった時に両親に、あの時にこんなことで傷付いてたと話したら、
『え？そんなこと言ったっけ？全然覚えてない』と言われました。
言った側はその時の感情で言ってしまっただけで、覚えてないことの方が多いのです。
だから言われた側は、気にすることないことの方が多いのですが、繊細な方ほどそういう訳にもいかないんですよね。
とは言え、ママの気持ちも分かります。
3人の子を育てているだけですごいし、ストレスもたまるはずです。
もしかしたらご主人がいなくてワンオペかもしれないし、いたとしても家事育児はノータッチかもしれません。
介護をしていて公園どころじゃないかもしれないですよね。
こちらは事情が分からないので、一方的にママを責めるのはダメだと思います。
ただ、ママの一言で子どもが一生その言葉に傷ついて生きていくかもしれないのです。
そこは意識してほしいなと思うのでした。
『ママなんか大っ嫌い！』と言われ
『ママも、りななんか大嫌い！どっか行っちゃえ』
娘にこう言い放った、育児ノイローゼの私の方が酷いので、今回の内容は自分へ言い聞かせる文章ですね。
既にりなの心に深い傷ができていたらどうしよう。。。
子を持つママパパさん、我が子の心に傷をつけないように一緒に頑張りましょうね。
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